概 要
全国統一品質管理監査制度は、生コンクリート業界からの要請に基づいて、平成9年度から実施しているものであり、全国会議と都道府県地区会議とから構成されています。全国会議は規程、基準等の原案を作成するための下部機構として小委員会を設置しています。現在、全国会議の議長は、群馬大学前橋工科大学名誉教授 辻 幸和 氏、副議長は、宇都宮大学名誉教授 桝田 佳寛 氏 です。
監査は、2名の監査員が工場に立入り、島根大学、松江高専、国土交通省、島根県土木部、各市町、建設業協会の立会のもとに統一した基準に基づいて、「経営資源の確保状況」、「配合設計管理」、「製造工程管理」、「材料及び製品の品質適合性」などについて厳正に行われます。
島根県生コンクリート品質管理監査会議の構成
島根県生コンクリート品質管理監査会議(議長:
石井 将幸 島根大学 学術研究院 環境システム科学系 教授)は、全国会議と同様に産官学の専門技術者で構成され、中立性・公正性・透明性が確保されています。
| 議 長 |
石井 将幸 |
島根大学 学術研究院 環境システム科学系 教授 |
| 副議長 |
大屋 誠 |
松江工業高等専門学校 環境・建設工学科 教授 |
| 特別委員 |
今田 修 |
国土交通省 松江国道事務所 副所長(技術) |
| 坂本 博志 |
島根県 土木部 技術管理課 統括技術専門監 |
| 高梨 寿夫 |
松江市 財政部 契約検査課 建設工事監理室 室長 |
| 小宮 隆幸 |
西日本高速道路樺国支社 建設・改築事業部技術計画課 課長 |
| 山岡 雄二 |
(一社)島根県建設業協会 専務理事 |
| 池田 稔 |
(一社)島根県建設業協会 土木委員会 委員 |
| 委 員 |
野白 祐史 |
島根県生コンクリート工業組合 品質管理監査委員会 委員長 |
| 湯立 公司 |
島根県生コンクリート工業組合 品質管理監査委員会 副委員長 |
| 正中 勝美 |
島根県生コンクリート工業組合 品質管理監査委員会 委員 |
| 安達 直喜 |
島根県生コンクリート工業組合 品質管理監査委員会 委員 |
| 三島 俊也 |
島根県生コンクリート工業組合 品質管理監査委員会 委員 |
| 本藤 忠弘 |
島根県生コンクリート工業組合 品質管理監査委員会 委員 |
仕様書の規定
島根県農林水産部、島根県土木部
「島根県公共工事共通仕様書(令和6年度改訂版)」
第1編 共通編/第3章 無筋、鉄筋コンクリート
第3節 レディーミクストコンクリート
1-3-3-2 工場の選定
1.一般事項
受注者は、レディーミクストコンクリートを用いる場合の工場選定は以下による。
(1)JISマーク表示認証製品を製造している工場(産業標準化法(令和4年6月改正 法律第68号)に基づき国に登録された民間の第三者機関(登録認証機関)により製品にJISマーク表示する認証を受けた製品を製造している工場)で、かつ、コンクリートの製造、施工、試験、検査及び管理などの技術的業務を実施する能力のある技術者(コンクリート主任技士等)が常駐しており、配合設計及び品質管理等を適切に実施できる工場(全国生コンクリート品質管理監査会議の策定した統一監査基準に基づく監査に合格した工場等)から選定しなければならない。
中国地方整備局『土木工事共通仕様書』にも同様に規定されている。
土木学会2023年制定
コンクリート標準示方書[施工編]
6章 レディーミクストコンクリート/6.3.2工場の選定
(2)レディーミクストコンクリート工場は、JIS認証品を製造する工場のうち、全国生コンクリート品質管理監査会議から
マークの使用を承認された工場から選ぶものとする。
マークとは
マークとは、品質管理監査合格工場であることを示す全国共通の識別標で、「品質を確保する仕組みがあり、かつ品質が適合基準に適合している」と判定された工場に全国会議から交付されます。 |
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全国統一品質管理監査制度の仕組み
監査の実施
令和7年度
8月21日(木)から10月9日(木)にかけて34工場の監査を行った。
監査の状況
令和7年度 監査状況写真
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書類検査
経営者の品質方針、技術力、環境保全、 品質管理データ類をチェック
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設備検査
製造設備、検査・測定・試験装置、 排水処理等をチェック
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製品検査
材料の計量精度、スランプ及び空気量、塩化物含有量、
容積、コンクリート温度、圧縮強度をチェック
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全国統一品質管理監査時に寄せられた意見と意見に対する回答
令和6年度
令和6年度は立会者から寄せられた意見はなかった。