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工組の活動

令和4年度 工組の活動

令和4年度 社員研修会を開催

  • と き:
    令和5年1月27日(金) 13:30〜15:25

  • ところ:
    島根県生コンクリート工業組合 第一研修室

  • 参加者:
    35名

1.
令和4年度全国統一品質管理監査の結果について
 事務局より令和4年度全国統一品質管理監査報告書を用いて報告を行った。実地監査は8月下旬から10月上旬に実施し、受監した36工場中35工場に合格証を交付した。官民による立会は本年度もコロナ対策として中止したが、透明性を確保する観点から学識経験者5名には立会いただいた。3工場に減点があり、呼び強度1.5以上が2工場、有資格者の在籍が1名であった他関連する項目で減点があった1工場が不適合扱い(判定保留、再監査要)となった。工場における有資格者数について、主任技士不在工場は昨年より1工場減少している。査察は6月23〜24日に令和3年度に合格証を交付した36工場の10%以上に相当する5工場に実施し、5工場とも適合していた。優良工場には22工場が選定された。
2.
モラル向上について 〜ユーザーへのアンケート調査及び現場パトロール報告から〜:総務委員長 岩ア哲也 氏
 令和4年度も11月をモラル向上月間としユーザーへのアンケート調査を実施し、56名の方から回答頂いた。全体的に昨年と同様な結果であり横ばい状態といえる。まずは10%アップを目指してほしい。工場の電話応対について忙しい時期は対応が悪い時があるとの意見がある。忙しい時ほど丁寧な応対を心掛けてほしい。品質管理監査制度については知っている方の割合が高いが、知らない方の割合も毎年一定数ある。品質管理の透明性・公正性を確保し良質な製品を供給するための大切な制度である。まず我々経営者・社員全員が監査の重要性を理解する必要がある。現場パトロールは協同組合・組合員工場で実施頂いた。名札が防寒着で見えないとの指摘があったが、見えないと意味がないので工夫をお願いする。出荷減が続くが、コンクリートに代わる資材は他になく、良い製品を安定供給する責務がある。引き続き品質・技術力の向上、モラル向上にまい進されるようお願いする。
3.
講 演 「土木行政を取り巻く最近の動向」:島根県土木部 次長 妹尾圭人 氏
 令和4年度の島根県全体予算額は5,206億円でそのうち約16%の827億円が公共事業費である。国の「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」は5年間で15兆円の予算があり、3年目の今年度までに累計9.6兆円が配分され今後2年間で残りの5.4兆円が配分される。できるだけ多く島根県に配分されるようにしたい。また5か年終了後も引き続き国土強靭化の予算がとられるように国に要望していきたい。公共事業費の安定的な確保が我々の一番の仕事である。インフラの整備・保全や建設業協会の健全な発展のためには予算確保が一番大切であるので、今後も着実に取り組んでいく。
 土木部では令和2年度から10年間の公共土木事業費について、事業ごとの実施方針及び数値目標を設定している。道路事業では骨格幹線道路事業・交通安全事業・老朽化対策・落石対策など、河川事業では近年発生した災害への対応・県東部市街地の浸水対策・ダム建設など、砂防事業では土石流対策・がけ崩れ対策など、港湾事業では港湾整備・海岸整備、空港事業では航空灯火のLED化・滑走路端安全区域(RESA)の整備など。これまでも着実に進めてきたが、コロナ禍でも立ち止まることなく、島根創生計画に基づくプロジェクトを進めている。道路事業の骨格幹線道路の松江北道路の整備では、今年度は工区全線で測量・調査・設計を進めている。完成すれば渋滞緩和や今回のような大雪・災害時の代替道路の確保、アクセス向上による観光振興への寄与が期待される。連続高架橋やトンネル工事でコンクリートの発注増が見込まれる。河川事業の災害対応では、平成30年・令和2年に被災した矢谷川などの江の川支川を最優先で整備している。矢谷川下流は土地が低く江の川のバックウォーター現象で被災した。今年度から宅地嵩上げを行うための用地調査や設計に着手している。砂防事業の土石流対策・がけ崩れ対策は、すべての危険個所の対策を終えるには膨大な時間がかかるため重点的に行っており、令和11年度までに医療・福祉拠点と非難活動拠点の61か所で対策完了を目標としている。土石流には砂防堰堤工・渓流保全工、がけ崩れには擁壁工・法枠工で対策する。ほとんどが現場打ちのコンクリートであるので、今後もコンクリートの供給をお願いする。
 令和3年7〜8月にかけての大雨では県東部や隠岐を中心に787か所で災害が発生し、149億円の被害があった。現在復旧工事を行っているところである。昨年12月末で266か所が完成し、今年度中に新たに265か所が完成予定であり全体の2/3が完成する。工事にあたっては生コン各社に協力をいただいておりお礼申し上げる。今後もできるだけ早く全箇所完成に向かっていきたい。雲南県土整備事務所では、住民にどの場所がいつどんな風に復旧するかをお知らせしようと、事務所職員の発案で「かわ・みち復旧だより」という広報を毎月発行している。復旧状況や施工業者紹介などを掲載しすべて手作りで作成している。県土整備事務所のHPにも掲載しているのでご覧いただきたい。
 県民の方々の安全安心、産業振興にはインフラの整備や保全が必要である。限られた予算であるが、重点的に行いながら円滑に進めていきたいと思っている。引き続きご理解とご協力をお願いする。
岩ア総務委員長   妹尾講師
岩ア総務委員長
 
妹尾講師

令和4年度 第2回役員会を開催

令和4年度 第2回役員会を開催
と き:
令和4年12月27日(火) 
10:30〜12:10
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
第一研修室
《報告事項》
1.
(株)津和野コンクリートに関する事案の概要について
《審議事項》
1.
(株)津和野コンクリートへの工組としての対応について
《その他》
1.
総務委員の変更
について報告、審議した。

令和4年度 第19回土木技術講習会を開催

  • と き:
    令和4年11月15日(火) 13:20〜17:00

  • ところ:
    島根県生コンクリート工業組合 第1研修室、(株)ナカサン 生コン工場

  • 出席者:
    14名

  • 主 催:
    島根県生コンクリート工業組合、公益財団法人島根県建設技術センター

  • 後 援:
    島根県土木施工管理技士会

講 義
  1.コンクリートの試験方法解説
  2.コンクリートの配合設計手順、配合設計方法
    島根県生コンクリート工業組合 技術委員長 小野 大輔 氏
実 習
  「生コン工場設備説明、スランプ試験、空気量試験実習」
   生コン工場試験員、出雲地区生コンクリート協同組合技術員

講義   生コン設備説明
講義
 
生コン設備説明

  実習
 
実習

令和4年度 ミキサー車運転業務従事者研修会を開催

  • と き:
    東部地区:令和4年10月 7日(金) 14:00〜16:00
    西部地区:令和4年10月21日(金) 14:00〜16:00

  • ところ:
    東部地区:島根県生コンクリート工業組合 第1研修室
    西部地区:いわみーる 301研修室

  • 参加者:
    東部地区:16名
    西部地区:13名

1.
交通安全指導:
東部地区:出雲警察署交通総務課 係長 田中 孝義 氏
西部地区:浜田警察署交通課交通総務係 警部補 石原 辰徳 氏
 県内の交通事故発生件数は、昨年同時期とほぼ変わらないが、死者数は倍増している。死者数は高齢者の割合が高い。通勤・帰宅の時間帯や10時台の仕事で運転し始める時間帯の事故が多い。
 一時不停止や安全不確認といった、よく見ていなかったことによるちょっとした油断が事故を招いている。大型車は追突事故が多い。大型車の運転時の注意点としては、制動距離が長い、死角が多い、内輪差が大きい等これらに注意が必要で、安全確認、よく見ることが重要である。60km走行で1秒に17m進む。1秒のわき見運転が事故に繋がる。余裕をもって、速度を守って運転、停止線では多段階一時停止でしっかり確認する。また危険予測をすることで何か起こった時に反応に差が出る。大きな1件の事故の背景には300件のヒヤリハット体験がある。この体験は貴重な体験。この体験を事故防止に活かして欲しい、など田中係長、石原警部補から丁寧な指導を受けた。
交通安全指導(田中係長)(東部)   交通安全指導(石原警部補)(西部)
交通安全指導(田中係長)(東部)   交通安全指導(石原警部補)(西部)
2.
技術研修:島根県生コンクリート工業組合 技術委員長 小野 大輔 氏
 ドライバーはお客様に接する第一線の営業マンである。安全・迅速な運搬はもちろん、コンプライアンスを守り誠意ある対応を常に心掛けてほしい。運行前には健康状態は良いか、運行前点検はしたか、またドライバー同士の情報共有も現場把握の為には大事である。
 今年の10月から白ナンバーの事業者もアルコール検知器によるアルコールチェック及び記録保存が義務化となった。規則正しい生活を心がけるとともに、深酒には注意し翌日に影響が出ないように、飲酒運転は絶対にしてはならない。作業中の事故の中でフェンダーへの昇降時の転落事故が多い。三点支持、両手・両足の4点のうち3点により身体を支えることを意識してほしい。冬季は洗車場周辺や車の金属部分が凍結していることがあるのでスリップにも注意が必要である。また、毎年コンプライアンス違反の報告があり、最近でも余った生コンを新たに製造した生コンに混ぜて出荷しJIS認証取り消しになったところがある。
 工業組合でもコンプライアンスに関するアンケートを毎年行っているので参考にしてほしい、など小野技術委員長から講習を受けた。
技術研修(小野委員長)(西部)
技術研修(小野委員長)(西部)

令和4年度 第1回共同事業委員会を開催

令和4年度 第1回共同事業委員会を開催
と き:
令和4年8月18日(木)
10:30〜12:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
理事長、共同事業委員長、外5名、事務局2名
《報告事項》
1.
全生連及び中国地区本部の共同事業委員会の動向
2.
生コンの出荷量について
3.
令和3年度舗装用コンクリートの出荷量調査結果
4.
構造改革事業(集約化促進)について
5.
資材価格の動向について
《審議事項》
1.
令和4年度行同事業委員会の活動計画
2.
要望活動について
《その他》
1.
中国地区コンクリート舗装研修会について
2.
「令和4年度需要(再)想定」の実施について
3.
各地区の状況報告
について報告、審議した。

第39回労働交通安全衛生大会を開催

と き: 令和4年8月5日(金) 13:30〜15:50
ところ: 島根県生コンクリート工業組合 第1研修室
出席者: 25名
【モラル向上運動標語入選作の発表・表彰】
応募:94点(優秀賞 4点、佳作 6点)
表彰:佐藤智美((株)雲南共同生コン生産会社)
原太志(森島建設(株) 生コン工場)   ※表彰代理:森島朋允
モラル向上運動標語入選作の発表・表彰
【理事長挨拶】
 新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中、対策をとりながら大会を開催でき嬉しく思う。今日も県西部で大雨が続いているが、記憶に新しいところでは去年の7月から8月にかけて雲南地区で大雨災害が発生した。このような災害が毎年やってくる。島根県は東西に長く山間部が多いこともあり、配達の遅延が懸念されるところはあるが、安定供給に努めていきたい。コロナや災害のことが気にはなるが、やはり一人一人の健康管理が第一である。管理職に就いている方、今後就かれる方、自分だけでなく周りの人の健康・交通安全にこの交通安全衛生大会がプラスになることを願う。
理事長挨拶
【来賓挨拶:出雲労働基準監督署 三嶋署長】
 令和3年度は出雲管内で目標値を超える297件の死傷災害が発生した。これには新型コロナウイルス感染による休業も含まれているが、過去10年で最も多い数字である。製造業のうち窯業・土石では7件発生している。令和4年度は死亡災害0、死傷災害235件以下とすることを目標とし、より一層監督指導に取り組んでいるところであるが、既に今年に入り1件の死亡災害が発生している。また新型コロナウイルス感染症の急拡大により休業災害が激増しており、目標達成は困難な状況となっている。新型コロナウイルス感染症の拡大防止に関しては、厚労省作成の「感染防止のためのチェックリスト」を活用し職場における感染症対策の徹底を引き続きお願いする。
 令和3年度に出雲監督署では3件の書類送検を行った。1件は労災隠し。1件は無資格者にフォークリフトの運転を指示、別の労働者にパレットに乗って作業するように指示しこの労働者がパレットから墜落して負傷した事案。1件はフォークリフトの無資格運転を労働者に繰り返し指示して行わせていた事案である。今大会を契機に、改めて休業4日以上が見込まれる労働災害が発生した場合には、遅滞なく労働者死傷病報告を監督署へ提出することを再確認するとともに、資格が必要な作業等を無資格者に行わせていないかどうか再点検をお願いする。
来賓挨拶:出雲労働基準監督署 三嶋署長
【事例発表:(株)ナカサン 生コン工場 米内主管】
 ナカサン 生コン工場では、中筋グループとして平成21年に労働安全衛生マネジメントシステム、通称OHSASを導入して労働安全衛生管理に努めている。労働安全衛生マニュアルを作成してそれに沿ったシステムを運用し、PDCAを回して持続的改善を行っている。この持続的改善にメリットがあると感じている。
 生コンに関する業務では、非定常以外の普段の作業、製造・運搬・荷卸し・洗浄・試験作業はほぼ同じ作業の繰り返しであることから、作業のマンネリ化が懸念される。毎日の朝礼・終礼、月1回の安全小委員会を行い、現場での危険個所・注意事項の情報の共有を行っている。また工組から届く事故報告の事例をもとに注意喚起を行い、マンネリ化による慣れ・油断から起こるヒューマンエラーの防止に努めている。さらに内部・外部の監査を行うことにより、気が引き締まりマンネリ化の防止につながっている。
 ハード面に関して、工場内の危険個所の洗い出しは普段見慣れている工場関係者では見落としがちになるため、生コン部以外の方にもみてもらい危険個所の特定を行った。プラント、ストックヤード、汚水処理施設など通常生コン製造中に立入ることができない箇所、ベルトコンベアなどの巻き込まれや挟まれが懸念される箇所へは、容易に立入ることができないようにチェーンと立入禁止看板を設置した。またプラントの外階段には滑り止めシートを貼って滑り対策をしている。セメントサイロの梯子の昇降には、安全ブロックを使用して墜落事故の対策をしている。もちろんフルハーネスの安全帯を使用している。生コン車の事故として多い洗車時の転落事故対策としては、ステップの滑り止めシートの設置、手すりの滑り止め対策を施し、さらにフリーハンドで上り下りできるように洗車ブラシを車上部に設置するように改善した。
 生コンの出荷先は様々でも行う作業は同じであるので、日頃から注意喚起し持続的改善を行い安全作業に努めていきたい。
事例発表:(株)ナカサン 生コン工場 米内主管
【交通安全指導:出雲警察署 交通総務課 田中係長】
 出雲市内の事故の発生状況として、時間帯は午前8時台が最も多い。通勤の時間帯であり交通量が増え、通学の時間とも重なることで増加する。また10時台、14時台、17時台も多く、仕事で活発に動く時間帯であると思うので注意いただきたい。形状別では交差点が最も多く74%を占める。類形態別では48%、約半数が出会い頭である。2番目は追突。これは出雲市内の特徴であり県内では逆で追突が最も多く次が出合い頭である。違反別では一時停止違反が最多であるが、安全不確認・前方不注意・動静不注視の3つを合わせると38%になる。これらはいずれも“よく見ていなかった”ということ。車の運転で一番大事な「見る」動作を怠ったために起こった事故である。しっかりと安全確認をしていれば4割くらいの事故は防げる。
 交差点の事故を防止するためには交差点で多段階一時停止をすることが有効である。停止線で停止、見せるための停止、確認するための停止をする。少し意識するだけで防げる事故はある。追突の原因は車内動作(ながら運転)が多い。運転中はスマートフォンを絶対に触らないこと。時速60kmで走行していると1秒間に約17m進む。一方急ブレーキをかけて停止するまで約44mかかる。ほんの少しのわき見が事故になるかならないかの明暗を分ける。運転中はわき見をせず運転に集中し、しっかり「見る」ことがやはり大切になる。
 飲酒運転は依然としてなくなっていないのが現状である。運転手自身が飲酒運転をしないという自覚をしっかり持つと同時に、家庭や職場、地域で声を掛け合い、飲酒運転をさせない環境をつくることをお願いしたい。
 安全運転のために、自分の運転能力を過信せずしっかりとルールを守り、譲り合いの心をもって歩行者に配慮した運転をしていただきたい。基本的なところであるが、それぞれの会社で再確認をお願いする。
交通安全指導:出雲警察署 交通総務課 田中係長
【安全宣言:邑南共同生コン(株) 因原工場 小畑工場長】
 組合員を代表して、小畑工場長が「国土開発の基礎資材産業人としての誇りをもち、豊かな社会の創造と社会的使命を認識している。私たち生コン産業にとって、職場の安全と社員の健康の確保は最優先の課題である。人命尊重を基本理念として、一人一人が関係法規とルールを遵守し職場ぐるみで安全衛生活動を展開していく。本日の労働交通安全衛生大会を契機に労働災害ゼロの決意を新たにし、安全で快適な職場づくりに努める」と力強く宣言した。
安全宣言:邑南共同生コン(株) 因原工場 小畑工場長
【講演:「健康に働くとお金が増える!?〜全国の企業を歩いて気づいたこと〜」合同会社イチロ 代表 荒木直人 氏】
 プレゼンティーイズムとは、腰痛・肩こり・花粉症など不調を抱えたまま仕事をしている状態のことで、健康関連コストの約6割を占めている。例えば頸部痛・肩こりの場合年間1人当たり47,102円損している。健康になれば医療・介護・整体などにお金を使わなくて良くなり、逆に趣味・家族・予防にお金を使えるようになる。
 閉眼で足踏み50回を行うと筋肉の張りのバランスがわかる。さらに閉眼片足立ちテストでバランス能力をチェックできる。20代だと120秒以上、40代だと60〜79秒。目に依存している人は暗い作業場はバランスを崩しやすいため危険である。いつの間にか身体能力は低下する。特に閉眼片足立ち(バランス感覚)の低下は著しい。運動習慣のある人は実は少なく1〜2割である。日本とは地球の反対側、ブラジルではビーチやバス停に筋トレ器具があり日常の中に運動が根付いている。ハードルを上げず運動してみようと思うこと、そして1日1回でも良いので続けることが大事。続ける工夫をしながら職場の皆で楽しく実践できると良い。
 健康に気を使うと要らないコストを削減でき生産性が上がる。個人としても会社としても相対的にお金が増えることになる。また大人が元気だと子どもが未来に希望を持つ。このことは非常に大切なことであると考えている。
 ※講演後半では、実際に体を動かし各種ストレッチを実践した。
講演:合同会社イチロ 代表 荒木直人 氏講演の様子

令和4年度 技術研修会を開催

と  き: 令和4年7月29日 9:30〜16:00
ところ: (株)ニューレミコン、米子産業体育館
出席者: 14名
(株)原商、(株)ニューレミコン及び日進エンジニア(株)の協力により、排水処理設備・装置の更新・修繕のための設備見学及び座学研修を実施した。
1. スラッジ排水処理設備見学
 日進エンジニア(株) 進藤晶社長、進藤篤専務の説明のもと、(株)ニューレミコンのスラッジ排水処理設備見学を行った。
2. スラッジ排水処理手法について 座学

日進エンジニア(株) 専務 進藤 篤 氏

 座学により、目詰まりを簡単に解消できるウレタン樹脂製の網を採用したバイブロスクリーンや、ホッパの形状を垂直にして全量排出を可能にしたクラッシファイア、乱流を発生させスラッジ固着を抑制する特殊な羽根を用いたスラッジ水槽撹拌機など、見学した(株)ニューレミコンで採用されている設備を中心にスラッジ排水処理手法・装置設備について解説いただいた。
設備見学   座学
設備見学
 
座学
進藤晶社長・進藤篤専務   原商様
日進エンジニア(株)
進藤晶社長・進藤篤専務
 
(株)原商様

令和4年度 第1回総務委員会を開催

令和4年度 第1回総務委員会を開催
と き:
令和4年7月15日(金) 
10:20〜11:30
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
理事長、総務委員長、外5名、事務局2名
《報告事項》
1.
令和4年度予算の執行状況
2.
全生連及び中国地区本部 総務委員会の動向
3.
集約化等の報告
4.
共同試験場の報告
5.
生コンの出荷状況
6.
青年部会活動報告
《審議事項》
1.
令和4年度 総務委員会活動計画(案)
2.
「モラル向上運動」標語について
3.
協組への通信委託金
《その他》
1.
生コン島根121号について
2.
「モラル向上運動」報告発表について
3.
各地区の状況報告
について報告、審議した。

令和4年度 第1回技術委員会を開催

令和4年度 第1回技術委員会を開催
と き:
令和4年7月7日(木) 
10:20〜11:50
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
技術委員長、外5名、事務局2名
《報告事項》
1.
委員会の体制(島根県品監会議、工組品監委員会、監査員、技術委員会)
2.
全生連及び中国地区本部 技術委員会の動向
3.
舗装用コンクリートの出荷量調査結果について
《審議事項》
1.
令和4年度 技術委員会活動計画について
2.
令和4年度 技術研修会について
3.
令和4年度 受験講習会について
《その他》
1.
JCI2022千葉大会 生コンセミナーについて
2.
中国地区コンクリート舗装研修会について
3.
各地区の状況 (技術関連、意見等)
について報告、審議した。

令和4年度 コンクリート技士・主任技士受験講習会開講式を開催

令和4年度 コンクリート技士・主任技士受験講習会開講式を開催
と き:
令和4年6月22日(水) 
14:00〜15:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
第1研修室
出席者:
理事長、技術委員長、受講者11名
《式次第》
1.
理事長挨拶
2.
技術委員長挨拶
3.
講習会の概要について
4.
通信学習の進め方について
5.
今後の予定
6.
その他

令和4年度(第47回) 通常総会を開催

令和4年度(第47回) 通常総会を開催 と き: 令和4年5月24日 15:30〜16:25
ところ: ニューウェルシティ出雲「牡丹」
出席者:55名
議 事
 第1号議案 令和3年度事業報告並びに収支決算書承認の件
 第2号議案 令和4年度事業計画(案)並びに収支予算(案)承認の件
 第3号議案 令和4年度における賦課金の額とその徴収方法決定の件
 第4号議案 令和4年度における役員報酬決定の件
 第5号議案 令和4年度における借入金の最高限度額設定の件
について審議した。

〈加藤理事長挨拶〉
 令和4年度第47回通常総会に県下よりお出かけいただき誠にありがとうございます。
 令和3年度を振り返ってみると、非常に混沌とした1年であった。コロナ禍でもあり、工組の活動も制約を受けながら対応した。その中でも島根県下で非常に大きな災害、7月、8月にかけて雲南地区を中心にした豪雨災害があった。やっと復旧工事が始まったが、3年から5年ぐらいかかるのではないかと思う。今年も私見ではあるが豪雨災害が来るのかなと思う。再来月からそういう時期に入るので、組合員には豪雨災害に備えた工場の運営をお願いする。
 なんといっても、3ヵ月になるが、ロシアウクライナ問題である。意外なところで我々の業界にも余波が来ている。岸田総理もロシアからの石炭輸入禁止を明言された。現在は取引が停止されていないと聞いているが、新規の契約が先行き不透明であり、年内いっぱいあるいは年明けくらいの予定はまだ立っていないと聞いている。そうすると、今せっかく各地区で生コンの値上げをしていただいたが、また令和4年度もある程度の生コンの値上げを見据えた活動を各協組でしていただくことになるかと思う。
 生コンの出荷量も40万m3程度であったが、人口規模からいってもこの辺が底打ちではないかと思っている。適正な工場運営、品質確保を念頭に置きながら、新たな次元での集約化を各地区で模索していただきたい。
 本日は時間短縮で開催させていただくが、令和3年度もコンクリート主任技士試験に2名合格され、後ほど表彰式を行う。時間もあまりないので、慎重審議したうえで皆さんのご協力のもとスムーズな進行となるようお願いする。
〈表彰式〉
 引き続いて、令和3年度コンクリート主任技士試験合格者2名の優良者表彰が執り行われ、受賞者を代表して(有)西部レミコンの林 秀崇氏が謝辞を述べた。

加藤理事長   従業員表彰
加藤理事長
 
従業員表彰

受賞者代表謝辞
受賞者代表謝辞

令和4年度 第1回役員会を開催

令和4年度 第1回役員会を開催
と き:
令和4年5月10日 10:30〜12:05
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
第一研修室
《報告事項》
1.
令和4年度品質管理監査の報告
2.
集約化等の件
《審議事項》
1.
優良従業員等表彰の件
2.
令和4年度全生両連合会総会の件
3.
令和4年度(第47回)通常総会開催の件
4.
令和4年度(第47回)通常総会提出議案の件
5.
令和4年度の各委員会委員等の選任(案)の件
《その他》
1.
令和3年度の生コン出荷量について
2.
「フライアッシュコンクリートの活用に向けたシンポジウム」の開催について
3.
各地区の状況
について報告、審議した。

令和3年度 工組の活動

令和3年度 社員研修会を開催

と  き: 令和4年3月24日 13:30〜15:55
ところ: 島根県生コンクリート工業組合 第1研修室
参加者: 32名
1.令和3年度全国統一品質管理監査の結果について
 事務局より令和3年度全国統一品質管理監査報告書を用いて報告を行った。
2.モラル向上について 〜ユーザーへのアンケート調査及び現場パトロール報告から〜

:総務委員 永井 武彦 氏

 令和3年度も11月をモラル向上月間としユーザーへのアンケート調査を実施し、62名の方から回答頂いた。生コン車の安全対策は過去5年で最も高くなった。全生連で注意喚起のポスターやステッカーを作成されており工組から工場へ配布しているので、安全意識の高揚にお役立ていただきたい。電話応対、運転手、試験係、営業係の応対は地区によって結果が異なる。
各地区で確認し改善の検討をお願いする。生コンの品質については生命線であるので、今後も向上に努めていただきたい。品質管理監査制度の認知度は昨年度とほぼ同じであった。
コロナ対策により令和2年度・3年度と産・官の立会が中止されていることも関係しているかもしれない。現場パトロールは協同組合・組合員工場で実施頂いた。名札の着用を徹底していない地区、工場には改善をお願いする。引き続き生コンの品質向上、技術力の向上に努め、また働き方改革やSDGsにも積極的に取り組んでいくことが求められると考える。生コン業界として、多方面から地域社会の発展に貢献していきたい。
3.講 演 「死なないヤマタノヲロチ」:
  島根県立古代出雲歴史博物館 専門学芸員  岡 宏三 氏

 スサノヲは、実は産まれながらにして親に疎まれわざわいをもたらす呪われた存在であった。親に追い出され高天原からも追い出されるが、地上世界では勇猛性をプラスに発揮してヲロチを退治する。一方、ヲロチは普通のヘビと異なる不思議な形をしたヘビで、絶大な力を持つ。ヲロチ退治が描かれた絵はいくつかあるが、よく見ると不思議な点があることに気付く。川の中に酒溜めがあったり、嵐の中で戦っていたり、櫛に変化しているはずのイナタヒメが近くにてその前になぜか巻物があったりする。神話とは異なっている。書物でもヲロチ退治が様々に変化している。ヲロチが『古今和歌集注』では「鬼」、『古今和歌集序聞書(三流抄)』では海に住む「龍」となっている。ヲロチの退治方法も『秘神抄』ではモグサでイナタヒメの人形を作り酒に油を混ぜ、さらに『天淵八叉大蛇記』では人形に硫黄と種火を仕込み酒には麻油を混ぜるなど、手がこんでいる。絵の不思議について、八岐ヲロチ退治と設定が似ている『さよ姫(竹生島の本地)』伝説がある。この伝説では、池に住む大蛇の生贄にされた娘が、嵐の起きる中で大蛇を前に法華経を読み上げる。これを参考にした結果、嵐の場面や巻物が絵に加わったと考えられる。よく知っているつもりのものでも、改めて読み返し辿っていくと意外な再発見がある。
 その後も草薙の太刀とヲロチの話は続いていく。ヤマトタケルが伊吹山で宝剣を奪おうとしたヲロチを蹴り殺すが毒気にあたって亡くなり剣は熱田神宮に祀られる、大蛇の霊は蒙古となって襲来し仲哀天皇が崩御される、道行(に化身したヲロチ)が剣を奪うが溺れ死に剣は熱田に戻る、ヲロチは安徳天皇となって霊剣を奪い返し水底に沈んだ、ヲロチは伊吹山に帰り伊吹大明神とよばれ祀られる…。出雲でもしつこいヲロチである。落雷で倒れた大木の中に大蛇が焼け死んでいてヲロチの子どもだろうと噂した、鉄築地の草刈り中嵐となり大木が流れてきて大蛇となりヲロチの亡霊かと領主は言った、八頭坂の両側に一面に生える葛をヲロチの子どもだろうと人々は言っている…。かつてヤマタノヲロチとは、社会情勢が不安定になるたびに記憶が呼び起こされる悪鬼悪霊の中でも最大級の存在であった。そして過去のものでなく、今も何かあると襲ってくる存在として語り継がれている。現在でも神楽で演じられており、決して絶えているものではないのである。

岩ア総務委員長   永井総務委員
岩ア総務委員長
 
永井総務委員

講演 岡講師
講演 岡講師

令和3年度 第2回技術委員会を開催

令和3年度 第2回技術委員会を開催
と き:
令和4年3月18日 10:30〜12:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
委員7名、事務局2名
《報告事項》
1.
全生連及び中国地区本部 技術委員会の報告
2.
令和3年度 技術委員会の活動報告
3.
コンクリート舗装要望活動の報告
《審議事項》
1.
令和4年度 技術委員会の活動計画について
2.
受験講習会について
3.
技術研修会について
4.
ミキサー車運転業務従事者研修会について
5.
安全データシート(SDS)改訂準備について
6.
共同試験場からのお知らせ
《その他》
1.
令和4年度第1回技術委員会の開催日について
2.
各地区の状況報告
3.
その他
について報告、審議した。

令和3年度 第2回共同事業委員会を開催

令和3年度 第2回共同事業委員会を開催
と き:
令和4年3月11日 10:30〜12:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
理事長、委員長、外4名、事務局2名
《報告事項》
1.
全生連及び中国地区本部の共同事業委員会の報告
2.
令和3年度 共同事業委員会の活動報告
3.
生コンの出荷量について
4.
構造改革事業(集約化促進)の報告
5.
資材価格の動向報告
6.
生コン価格表の改定状況について
《審議事項》
1.
令和4年度共同事業委員会の活動計画について
2.
要望活動について
《その他》
1.
令和3年度○適マーク使用承認取消し事例
2.
各地区の状況報告
3.
その他
について報告、審議した。

令和3年度 経営者セミナーを開催

と き: 令和4年3月1日 14:00〜16:20
ところ: ニューウェルシティ出雲
参加者: 46名
1.令和3年度品質管理監査優良工場の表彰
 高田島根県品質管理監査会議議長より令和3年度全国統一品質管理監査で優良と認められた22工場の表彰を行った。
令和3年度優良工場: 安来小野田レミコン(株)(旧:伯雲レミコン(株))、(株)中海麻生生コン、中国菱光(株) 松江工場、松江宇部共同生コン(株)、(株)加藤商事、(株)大芦生コン、島根中央生コン(株)、出雲ミックス(株)、(有)協同商事 出雲工場、仁多生コン(株)、森島建設(株) 生コン工場、(株)雲南共同生コン生産会社 第1工場、飯古建設(有) 生コン工場、徳畑建設(株) 生コン工場、邑南共同生コン(株) 因原工場、邑南共同生コン(株) 瑞穂工場、大田生コンクリート(株) 波根工場、三瓶生コン(株)、(株)サンレミコン、河野建設(株) 乙原生コンクリート工場、(有)西部レミコン、中国コンクリート製品工業(株) 本社工場。
2.令和3年度全国統一品質管理監査合格証の交付
 高田島根県生コンクリート品質管理監査会議議長より令和3年度品質管理監査合格証が各地区の代表工場へ交付された。
3.島根県生コンクリート品質管理監査会議議長の挨拶: 議長 高田龍一 氏
 今年度も無事に監査を終了して全工場に合格証をお渡しして、その内の22工場に優良工場表彰を行った。ぜひとも私の在任中に全工場に優良工場表彰をさせていただきたいという思いはある。皆様方には品質管理監査にご協力をいただいたことに大変感謝する。
 さて、品質管理監査などの制度は論理的、科学的でないとだめであると思う。それがきちんとしていないと生コンを作る生産者とそれを受入れる需要者の信頼関係が築けない。信頼関係を作るためにもしっかりとした品質管理監査が必要だ。新型コロナウイルスで世の中が混沌とした状態の中、昨年度、今年度と2年間、国、県市町及び建設業などからの立会者なしで品質管理監査を行った。いかに論理的、科学的根拠のもとに生コンクリートの品質管理が行われているか、需要者の方に立会していただいてその実態を見てほしいと思う。
 全国会議では来年度(令和4年度)も立会者なしで行う方針と聞いているが、島根県生コンクリート品質管理監査会議においては、来年度最初の会議でそれに対してどのように対応するか、その方向性を示していきたい。
4.令和3年度全国統一品質管理監査の結果について
 事務局より令和3年度全国統一品質管理監査報告書を用いて報告を行った。実地監査は8月下旬から10月上旬に実施し、受監した37工場全てが合格した。官民による立会については本年度も感染症対策として取り止めた。ただ、透明性を確保する観点から、学識経験者の監査立会は行っていただいた。監査の結果2工場に減点があった。査察は、令和2年度に合格証を交付した37工場の1割以上に相当する5工場を議長に選定いただいて10月27日に実施し、5工場とも適合していた。
5.講 演
  「SDGs視点を活用した持続的な企業経営」
   :(株)山陰合同銀行 地域振興部地域振興グループ 調査役 井上 光悦 氏
1) 世界の課題から
 人類が使う自然資源を補うために地球が吸収・再生産するためには、地球が約1.7個必要と言われている。基盤である地球環境を守ることが極めて重要な論点となる。人類による「自然資源の消費量」が、地球が「年間で再生産する資源量」を超過する日(アースオーバーシュートデイ)は2021年は7月29日となっていた。世界経済フォーラムが今後10年間で起こりうる重大なリスクトップ10を発表しているが、その中に環境に関する事項が5項目入っている。社会の分断や格差の拡大が気候変動などの地球規模のリスクに対する連携を遅らせる可能性があるとも指摘している。
2) SDGsとは
 2015年9月、国連サミットで国連加盟193か国により合意・採択されたもので、Sustainable Development Goalsの略称である。2016年〜2030年の15年間で達成する行動計画で、17の大きな目標(Goals)、169のターゲット、232の指標で構成されている (図参照) 。 SDGsの背景としては、開発途上国支援が主な内容であったMDGs(2001〜2015)や地球サミットでのアジェンダ21、気候変動枠組条約、生物多様性条約などがある。SDGsの理念と原則は普遍性(すべての国が対象)、砲摂性(誰一人取り残さない)、参画性(あらゆるステークホルダーの参画)、統合性(経済・社会・環境の3側面からの統合的アプローチ)、透明性(取組みのフォローアップ)である。日本の取組みとしては、毎年アクションプランを示しており、2021年には新型コロナウイルスからの「より良い回復」を遂げるためにあらゆるステークホルダーとの協力のもとSDGs達成への取組みを推進することを明記した自発的国家レビューを公表している。また、まちづくりや地方創生にもSDGsの理念やアプローチが有効であると考えられ「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」などで情報収集が可能である。
3) SDGsの本質と思考法
 SDGsの本質は「連鎖」と「すべてを同時に」にある。様々な問題(経済・社会・環境)は、トレードオフの関係があるため、調和をとることが重要である。ゴールを数値にして明示し、期限を設定したうえで共有することで、私たちが目指すべき未来に関して共通の眼鏡をかけて話し合うことができる。ちなみに日本は数値化した指標では165か国中18位(2021)となっている。SDGsの実装に有益な思考法として時間的逆算思考(未来の目標を実現するために必要な施策を逆算して考える)、論理的逆算思考(帰納的イノベーションと演繹的イノベーション)、リンケージ思考(複数の因子に影響を与えるリンケージを発見することが重要)がある。
4) SDGsをビジネスに活かす
 経団連が7年ぶりにSDGsの達成に向けて行動するとした企業行動憲章の改定を行った。SDGsに関する社会の大きな変化は、学習指導要領においてSDGsの視点が取り入れられ、その前文に「持続可能な社会の創り手となることができるようにすること」が求められた。このような教育を受けた世代は今後企業に「SDGsへの貢献性」「社会・環境問題解決の視点」を求め、自身の仕事にそれらを実感して行動することで企業の生産性が大きく向上する。SDGs経営の最初のステップとしては、1.SDGsを理解する、2.自社の取組みをSDGsの視点から考える、3.取組みを発信していくこと、である。
5) まとめ
 SDGsに取り組まなくても何の法的拘束力もないし、ペナルティもない。しかし、企業を取り巻くステークホルダーとの関係悪化のリスクが高くなる。日本企業は近江商人の精神「三方よし」の経営が中心であり、古くからSDGsの思想を踏まえていた。今後は、SDGsをきっかけに事業の継続性を高めるチャンスをいかに早く認識して行動に移すかにかかっている。ただし、全社的に行うことが前提であり、全社員の理解が重要である。

優良工場の表彰   監査合格証の交付
優良工場の表彰
 
監査合格証の交付

高田議長の挨拶   講演 井上講師
高田議長の挨拶
 
講演 井上講師

令和3年度 第3回役員会を開催

令和3年度 第3回役員会を開催
と き:
令和4年2月17日 10:30〜12:10
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
第1研修室
《報告事項》
1.
全生連及び中国地区本部の動向
2.
令和3年度各委員会の活動報告
3.
令和3年度全国統一品質管理監査結果等の報告
4.
集約化等の報告
5.
表彰等の報告
6.
共同試験場の報告
7.
令和3年度出荷見込み、令和4年度出荷予測の報告
《審議事項》
1.
令和3年度決算見込みの件
2.
施設修繕・更新計画(案)の件
3.
令和4年度概算予算(案)の件
4.
育児・介護休業等に関する規則の改正の件
5.
建設資材の確保(依頼)の件
《その他》
1.
令和4年度(第47回)通常総会の開催について
2.
次回役員会の開催
3.
情報交換
4.
その他
について報告、審議した。

令和3年度 第2回総務委員会を開催

令和3年度 第2回総務委員会を開催
と き:
令和4年2月9日 10:30〜12:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
理事長、総務委員長、外5名、事務局2名
《報告事項》
1.
全生連及び中国地区本部 総務委員会の報告
2.
総務委員会の報告
3.
令和3年度品質管理監査の報告
4.
集約化等の報告
5.
表彰等の報告
6.
共同試験場の報告
7.
令和3年度出荷見込み、令和4年度出荷予測の報告
《審議事項》
1.
令和3年度決算見込みについて
2.
設備修繕・更新計画(案)について
3.
令和4年度予算(案)について
4.
育児・介護休業等に関する規則の改正について
5.
災害復旧工事に係る建設資材の確保について
《その他》
1.
令和4年度(第47回)通常総会の日程について
2.
各地区の状況報告
について報告、審議した。

令和3年度 生コンクリートプラント保守管理研修会を開催

  • と き:
    東部地区:令和4年1月12日 13:30〜16:30
    西部地区:令和4年1月13日 13:30〜16:30

  • ところ:
    東部地区:島根県生コンクリート工業組合 第1研修室
    西部地区:いわみーる(301研修室)

  • 参加者:
    東部地区:21名
    西部地区:15名

《研修》
 当工組技術委員会の事業として、(株)原商の全面的な協力により、2会場において研修会を実施した。開催にあたり工組肥後専務理事から挨拶があり、研修の進行、各社講師については(株)原商の特販営業部長、曽田様よりご紹介をいただいた。
全てのプラントメーカーに共通する現場でできる故障対応・安全対策及び、生コン工場における品質向上の提案について学ぶ内容となっており、曽田様をはじめ両会場とも多数の講師に丁寧に指導いただいた。
1.現場でできる故障対応及び安全対策について:
 日工(株) カスタマサポートセンター研修所 係長 大塚 雄一 氏

中・四国支店長 吉川 智宏 氏(オブザーバー)

産業機械販売グループリーダー 北藤 誉広 氏(オブザーバー)

 日工(株) 大塚講師による講義で、プラントの故障トラブル対応やその解決策としての安全対策についてまとめた実務面に役立つ資料の提供があった。まず、事故の型別(墜落転倒・挟まれ巻き込まれ等)労働災害発生状況について説明があり、それを把握した上で各部門の供給装置における事例の説明を受けた。これらの原因の検証、対策についても受講者の皆様にとって身近な内容となっていた為、今後の業務に活かせる内容であった。
2.生コン工場における品質向上の提案について:

@リアルタイムに骨材水分比管理
A生コンクリート(製品)水分単位水量をリアルタイムに測定

(株)リバティ PNS研究室長 村上 利憲 氏
日進エンジニア(株) 代表取締役 進藤 晶 氏(オブザーバー)

 (株)リバティ 村上講師による講義で、山陰ではまだ馴染みのない品質測定システムを用いての品質管理について説明があった。従来の品質管理の事例と実際に導入されている業者のデータを元に比較検討された内容であった。人材不足が懸念される生コン業界にとっては今後このようなシステム導入の普及が益々身近なものになると考えさせられる内容であり、この研修を通して多くの方に生コン業界の今を知っていただける内容であった。
(株)原商 曽田 氏   日工(株) 吉川 氏、大塚 氏、北藤 氏
(株)原商 曽田 氏
 
日工(株) 吉川 氏、大塚 氏、北藤 氏

日進エンジニア(株) 進藤氏、(株)リバティ 中谷氏、村上 氏
日進エンジニア(株) 進藤氏、(株)リバティ 中谷氏、村上 氏

令和3年度 第2回技術研修会を開催

と  き: 令和3年12月22日 13:30〜15:55
ところ: 島根県生コンクリート工業組合 第1研修室
出席者: 37名
講 演
「島根県内のASR、DEF、凍害劣化の現状について」
 島根県コンクリート診断士会 理事 金村 誠 氏
 1986年のアルカリ骨材反応(ASR)抑制対策以降、島根県の現場施工RC構造物のASR劣化報告は、雲南市大東町の薦沢ボックスと隠岐郡都万村の屋那大橋主塔の2件のみである。1965〜1988年の20年間に竣工された構造物に劣化が多く発生している。ASR発生要因は骨材、アルカリ、水の3つ。県東部の骨材要因に出雲市古志町産の反応性骨材があると考えられる。1965年頃から製造が始まり県東部に広く供給されてきたが、安山岩のアルカリシリカ反応性試験結果は「無害でない」の判定であった。アルカリについてはセメントからの供給が最も多い。1955年頃からセメント製造の変遷に伴ってセメントのアルカリ量は大きくなった。また骨材からの溶出も検討課題となっている。水分については乾湿が繰り返される場所での劣化が顕著となる。ASRの補修方法に亜硝酸リチウムによる補修がある。島根県内でも平成14年度から令和2年度まで20件の実績があるが、ほとんどが再劣化しており問題視されている面もある。
 エトリンガイトの遅延生成(DEF)は最近認識されてきた劣化であり、主に製品で報告されている。日本ではマスコンクリートでの劣化事例の報告はない。DEFの膨張劣化要因は主に高温の蒸気養生、過剰な硫酸塩、十分な水分供給である。また石灰石骨材の膨張に影響している。県内でもDEFと疑われる事例があるが、判定方法が未確立でありASRとの判別が難しい。
 凍害について、影響する因子として空気量、水セメント比などがある。県内の凍害の発生は標高300m程度から多くなり、標高10m以下の劣化構造物の確認はない。また凍害劣化構造物は縁石ブロックが最も多いが、雲南市大東町ではスケーリングが発生しコンクリートが剥落している塩田大橋の凍害劣化事例がある。
「フライアッシュによるコンクリート構造物の長寿命化」
 中国電力(株) 電源事業本部石炭灰有効活用グループ マネージャー 中本 健二 氏

中原 浩平 氏

 中国電力では、循環型社会形成への取組みとして石炭灰の特性を生かした土木資材やその用途技術の開発を行い、その有効利用を進めている。石炭灰はクリンカアッシュ(燃え殻)とフライアッシュに大別される。フライアッシュ(FA)の活用による効果は、@微細な球形であるため、コンクリートのワーカビリティが著しく向上するAFAの分量が増加するほどコンクリートの温度上昇が抑えられ、温度ひび割れを低減できるBポゾラン反応の長期的継続により長期強度が増し、耐久性の高いコンクリートとなるCアルカリシリカ反応の抑制効果、塩化物イオン拡散係数の低下による遮塩性の向上効果がある。これらから、FA活用によりコンクリート構造物の長寿命化に貢献できる。
 島根県内3工場に協力をいただき、県内の骨材を使用したFAコンクリート室内試験を実施した。JIS規格品と同様の性能を有していること、県内で使用されている骨材と中国電力FAでFAコンクリートを製造しても品質上問題ないことを確認できた。
 FAコンクリートを公共事業で活用するために技術指針等を整備している行政機関があるが、残念ながら島根県は遅れている。今後さらに取組みを進めていきたい。
「コンクリート舗装の基礎知識」

 (一社)セメント協会配信動画視聴

 セメント協会では、セメント系材料の基礎知識を習得する場として、動画配信による基礎知識口座が開設されている。このうち、その種類や特長などについて解説されている「コンクリート舗装」の講座を視聴した。

講師 金村氏   講師 中本氏・中原氏
講師 金村氏
 
講師 中本氏・中原氏

令和3年度 第19回土木技術講習会を開催

  • と き:
    令和3年11月12日 13:20〜17:00

  • ところ:
    島根県生コンクリート工業組合 第1研修室、島根中央生コン(株)

  • 出席者:
    28名

  • 主 催:
    島根県生コンクリート工業組合、公益財団法人島根県建設技術センター

  • 後 援:
    島根県土木施工管理技士会

講 義
  1.「コンクリートの試験方法解説」
  2.「コンクリートの配合設計手順、配合設計方法」
    島根県生コンクリート工業組合 肥後専務理事
実 習
  「生コン工場設備説明、スランプ試験、空気量試験実習」
   生コン工場試験員、出雲地区生コンクリート協同組合技術員

生コン設備説明   実習(スランプ試験)
生コン設備説明
 
実習(スランプ試験)

  実習(空気量試験)
 
実習(空気量試験)

令和3年度 第1回共同事業委員会を開催

令和3年度 第1回共同事業委員会を開催
と き:
令和3年8月20日(金)
10:30〜12:10
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
理事長、委員長、外4名、事務局2名
《報告事項》
1.
全生連及び中国地区本部の共同事業委員会の動向
2.
生コンの出荷量について
3.
令和2年度舗装用生コンクリートの出荷量調査結果
4.
構造改革事業(集約化促進)について
5.
資材価格の動向について
《審議事項》
1.
令和3年度共同事業委員会の活動計画
2.
要望活動について
《その他》
1.
中国地区コンクリート舗装研修会について
2.
「令和3年度需要(再)想定」の実施について
3.
各地区の状況報告
について報告、審議した。

第38回労働交通安全大会を開催

と き: 令和3年8月3日(火) 13:20〜14:50
ところ: 島根県生コンクリート工業組合 第1研修室
出席者: 37名
【労働・交通安全標語入選作の発表・表彰】
 応募:115点(優秀賞 3点、佳作 7点)
 表彰:渡部 忠((株)雲南共同生コン生産会社)
     加藤 歩((株)加藤商事)
     米内 健((株)ナカサン 生コン工場)
【理事長挨拶】
 現在これだけ経済活動を制約された中であるが、島根県下においては交通事故、労働災害が例年に比べて多いのではないかと感じている。人流が抑えられいても増えているというのはどういうことなのか。我々島根県の生コン業界では今年は出荷が少ない。時間に余裕があるからこそ事故やけがにつながるということもある。気を引き締めて通勤あるいは業務にあたってほしい。7月に県東部で大雨が降った。災害箇所は約2,500か所、被害総額は約270億円と発表されており、工事に換算するとだいたいその3倍くらいの予算を使うとされる。災害の恩恵を受けるというわけではないが、我々が準備してきたことをこのような災害の機会に発揮していかなければならないと思っている。
【来賓挨拶並びに講演:出雲労働基準監督署 三嶋署長】
 出雲労働基準監督署管内においては昨年労働災害で1名の尊い命が失われている。労働災害防止のため建設現場への監督指導、関係団体との安全パトロールを積極的に行っているところである。新型コロナウイルス感染症拡大による社会情勢の変化に対応し、すべての働く人が安心安全に働くことのできる職場の実現を目指し、一層の取り込みをお願いする。島根労働局では2022年までに2017年と比較して死亡災害15%減少、休業4日以上死傷災害5%減少を目標として掲げている。令和2年は島根労働局全体で4日以上の労働災害は688件発生しており、そのうちの約37%が出雲署管内で発生している。製造業における労働災害の事故の型別・動作の種類別で1番多いのが動作の反動・無理な動作、2番目が切れ・こすれ、3番目が墜落・転落、転倒となっている。全体では転倒災害が1番多く1/4を占め、どの業種でもトップ3に入っている。主な原因はすべり、つまずき、踏み外しの大きく3種類に分類される。整理整頓、清掃・清潔に加え転倒しにくい作業方法、例えば転倒しやすい所では小さい歩幅で移動する、作業に適した靴の着用などに取り組んでいただきたい。
 島根労働局管内の昨年の業務上の熱中症の発生状況は、亡くなった方はなかったが、69名が病院を受診しそのうち4名は4日以上の休業をしている。月別にみると8月が最多の約61%を占めているので、これから熱中症の要注意の時期に入る。JIS規格に適合した暑さ指数計を準備して暑さ指数を測ること、測定結果に基づき休憩の確保、水分塩分の補給、労働者が暑さに慣れているか、体調に問題ないか等を確認していただくようお願いする。
 「新型コロナウイルス感染症拡大を防止するためのチェックリスト」は、職場における基本的な対策の実施状況を確認することを目的としている。点検等に役立てていただきたい。建設現場では、屋外での単独作業や他の作業員と十分な距離が確保できる場合には、熱中症予防の観点からマスクを外した方がよい場合もある。
 労災隠しは全国的に減少していない。令和以降全国で180件、島根では4件書類送検している。この機会に改めて、労働災害が発生した場合には健康保険は使わない・使わせない、労働者死傷病者報告を監督署に提出することを再認識していただきたい。
【交通安全指導:出雲警察署 交通課交通総務係 森係長】
 令和2年の交通事故発生状況をみると、全国でも県内でも出雲警察署管内でも件数は減っている。ただしこれは人身事故のみの集計で、物損事故は増えている。事故全体では決して減っていないことは頭に入れておいてほしい。昨年県内で18名が亡くなっている。18名中14名が高齢者、また13名が単独事故である。
 前の車の発進が遅いとすぐにクラクションを鳴らす大型車が多い。会社の看板を背負っているので、“優しいクラクションの鳴らし方”というものも社員さんと話していただきたい。トラックなどが大きいクラクションを鳴らすと悪いイメージになってしまうと思う。“大型の運転手さんは優しい運転をしてくれた”と思われると嬉しい。また車によって人が変わるということがないように、自家用車でも変わらず気を付けてほしい。
 ほとんどの事故は前方不注意が原因である。前をよく見ていなかった、わき見・よそ見をしていた、というのがほとんどで、しっかり見ていないことによって事故が起こる。絶対あってはいけないが、スマホでゲームをしていて横断歩道を渡っているのが分からず小学生をはねたという事故があった。交通事故は不注意だが、亡くなった子のお父さんの言葉は“うちの息子は殺された”。大切な人を亡くされた人の気持ちを知ってほしい。携帯電話の厳罰化前は違反がとても多かった。使い方には十分気を付けていただきたい。
 さだまさしさんの歌で、友達が交通事故を起こして苦しむ歌がある。実話である。自分自身、会社の人、家族、大切な人から加害者、被害者を出さないように努力をしてほしい。努力をしなければ、運だけでは守ることはできない。交通安全は面倒くさいことだが、近道はない。努力する事が幸せに跳ね返る。
【事例発表:(株)大芦生コン 矢田運輸係長】
 日頃から全社員に対し交通安全に対する意識を強く持つよう指導している。車両に対する安全対策については、特にオイル漏れと生コンの荷こぼれ防止に対し徹底した対策を行っている。オイル漏れ対策では、日常点検時に車両下のまわりの汚れの確認を徹底している。また特注でエアドライヤーのオイルキャッチャーを設置している。万が一オイル漏れがあった場合にも即座に対応できるよう全車両に吸着マット・中和剤を散布している。荷こぼれ防止対策では、全車に生コンの排出レバーのロックピンを設置し、運転席内のロックと併せ二重でロックにすることにより逆転防止の対策を徹底している。また現場、工場内に関わらずサイドブレーキ、ブレーキロック、歯止めを常に行うよう指導している。全車両にドライブレコーダー、セメント車においてはバックモニターを設置し、事故等があった場合は即座に状況を把握できるよう努めている。
 運転手に対する安全対策については、毎朝の点呼時に運行管理者と対面でアルコールチェック、免許証所持確認、検温・健康観察、血圧測定を実施している。今の時期に特に気を付けたいのが熱中症であり、水分補給の呼びかけや塩分を含む飴の配布、体や衣類にかける冷感スプレーの配布を行い熱中症を予防している。また、近年高齢者のドライバーが増えている現状で、しっかり対策をとっていきたいと考えている。65歳以上の運転手には運転手の適正診断を3年に1回実施し、運転技術・判断能力も体調面で左右されるため健康面にも気を使っている。納入業務に対しては、現場状況や交通状況を全員が周知していることが望ましいため、週に1度運転手や運行管理者でミーティングを行い情報交換をしている。その際に挙がったことを現場監督と交渉し改善してもらうこともある。
 当工場は原子力発電所の近隣に位置し、原子力発電所への納入が多くある。特に発電所構内は安全意識が高く徹底した安全対策が求められる。今後当工場では安全運転の意識を高めるためスローガンを掲げたり、現場での状況を運転手に書き出してもらい共有できるようにしていこうと考えている。これにより、より明確に解りやすく安全運転・安全作業を周知させることが出来ると思っている。
【安全宣言:森島建設(株) 生コン工場 小野工場長】
 組合員を代表して、小野工場長が「豊かな社会の創造と社会的使命の達成に努めている私たち生コン産業にとって、安全と健康の確保は最優先の課題である。人命尊重を基本理念として、一人一人が関係法規とルールを遵守し職場ぐるみで安全衛生活動を行っていかなければならない。本日の労働交通安全大会を機に労働災害ゼロ・交通災害ゼロの決意を新たにし、安全で快適な職場づくりに努める」と力強く宣言した。
標語表彰   理事長挨拶
標語表彰   理事長挨拶
来賓挨拶・講演 三嶋署長   安全指導 森係長
来賓挨拶・講演 三嶋署長   安全指導 森係長
事例発表 矢田係長   安全宣言 小野工場長
事例発表 矢田係長   安全宣言 小野工場長

令和3年度 第1回技術委員会を開催

令和3年度 第1回総務委員会を開催
と き:
令和3年7月30日(金) 10:30〜12:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
委員6名、事務局2名
《報告事項》
1.
委員会の体制(島根県品監会議、工組品監委員会、監査員、技術委員会)
2.
全生連及び中国地区本部 技術委員会の動向
3.
舗装用コンクリートの出荷量調査結果について
《審議事項》
1.
令和3年度 技術委員会活動計画について
2.
第2回技術委員会及びコンクリート試験について
《その他》
1.
中国地区コンクリート舗装研修会について
2.
各地区の状況 (技術関連、意見等)
について報告、審議した。

令和3年度 第1回総務委員会を開催

令和3年度 第1回総務委員会を開催
と き:
令和3年7月21日(水) 10:30〜12:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
会議室
出席者:
理事長、総務委員長、外5名、事務局2名
《報告事項》
1.
令和3年度予算の執行状況
2.
全生連及び中国地区本部 総務委員会の動向
3.
集約化等の報告
4.
共同試験場の報告
5.
生コンの出荷状況
6.
青年部会活動報告
《審議事項》
1.
令和3年度 総務委員会活動計画
2.
「労働交通安全」標語について
3.
各協組価格表の工組HPへの掲載について
4.
島根県総合防災訓練への参加について
5.
協組への通信委託金
《その他》
1.
生コン島根120号について
2.
各地区の状況報告
について報告、審議した。

令和3年度 第1回技術研修会を開催(JCI生コンセミナーWeb視聴)

令和3年度 第1回技術研修会を開催(JCI生コンセミナーWeb視聴)
と き:
令和3年7月7日 13:00〜15:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
第1研修室
出席者:
22名
《式次第》
1.
開会挨拶および主旨説明
 生コンセミナー部会長 犬飼利嗣 氏
2.
基調講演「良いコンクリートの製造を考える!」
 近未来コンクリート研究会 代表  十河茂幸 氏
3.
話題提供
 1)事業者の立場から 中日本高速道路(株) 上東 泰 氏
 2)施行者(建築分野)の立場から (株)竹中工務店 岩清水隆 氏
 3)施行者(土木分野)の立場から (株)大林組 桜井邦昭 氏
 4)生産者の立場から 元全国生コンクリート工業組合連合会 吉兼 亨 氏
4.
討論
5.
総括

令和3年度 コンクリート技士・主任技士受験講習会開講式を開催

令和3年度 コンクリート技士・主任技士受験講習会開講式を開催
と き:
令和3年6月22日(火) 14:00〜15:00
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
第1研修室
出席者:
理事長、講師5名、受講者18名
《式次第》
1.
理事長挨拶
2.
講師の紹介
3.
通信学習の進め方について
4.
今後の予定
5.
その他

令和3年度 第2回役員会を開催

と き: 令和3年5月27日(木) 16:00〜16:10
ところ: 出雲ロイヤルホテル 「ルミナス」
《審議事項》
 第1号議案 代表理事(理事長)、副理事長及び専務理事選任の件
 第2号議案 令和3年度の各委員会委員選任(案)の件
について審議した。

令和3年度(第46回) 通常総会を開催

令和3年度(第46回) 通常総会を開催 と き: 令和3年5月27日(木) 15:00〜16:00
ところ: 出雲ロイヤルホテル 「末広」
出席者:55名
議 事
 第1号議案 令和2年度事業報告並びに収支決算書承認の件
 第2号議案 令和3年度事業計画(案)並びに収支予算(案)承認の件
 第3号議案 令和3年度における賦課金の額とその徴収方法決定の件
 第4号議案 令和3年度における役員報酬決定の件
 第5号議案 令和3年度における借入金の最高限度額設定の件
 第6号議案 役員改選の件
について審議した。

〈加藤理事長挨拶〉
 今年もコロナ禍ということで時短及び感染対策をした上で開催させていただく。組合員の皆さんのご理解とご協力に厚くお礼申し上げる。
 令和2年度は当初需要想定を大幅に超えて57万m3の出荷と喜ばしい結果となった。しかし令和3年度は37万m3と非常に厳しい見立てが出た。令和2年度はさほどコロナの影響がなかったがここにきて出てきたものと思う。ぜひとも40万m3を超える結果で終えたい。私も各省庁に回っているが、特にここ1、2年間の話として3、4年後には国交省でも大型の工事を早期に着工できればとはっきりと言われている。協組間での情報交換をしながらこの1、2年を乗り越えていきたい。
 コロナがあと1年で収束するのか予想はできないが、国もいろいろな施策をとっておりオリンピックも開催もある。少しずつ収束していくことを願う。3年後には建設業会の働き方改革の猶予期間が終わる。週休二日制、働き方改革をどういう形で実現できるのかを喫緊に考えていかなければならない。また全生連でも課題の一つに加えられた脱炭素社会に向けて、国の方針に則り、生コン会社も取り組みをしていかなくてはならない。1年1年、研究課題としてとりくんでいく。非常に厳しい1年となるが、この総会を経てまた新しい体制で乗り越えていきたいと思う。皆様方のご協力をお願いする。
〈表彰式〉
 引き続いて、令和2年度コンクリート主任技士試験合格者2名の優良者表彰が執り行われ、受賞者を代表してUM生コン(株)の高橋一智氏が謝辞を述べた。

加藤理事長   従業員表彰
加藤理事長
 
従業員表彰

従業員表彰 謝辞
従業員表彰 謝辞

令和3年度 第1回役員会を開催

令和3年度 第1回役員会を開催
と き:
令和3年5月11日(火)
10:30〜12:15
ところ:
島根県生コンクリート工業組合
第1研修室
《報告事項》
1.
令和3年度品質管理監査の報告
2.
集約化等の件
《審議事項》
1.
優良従業員等表彰の件
2.
令和3年度全生両連合会総会の件
3.
令和3年度(第46回)通常総会開催の件
4.
令和3年度(第46回)通常総会提出議案の件
5.
令和3年度の各委員会委員等の選任(案)の件
《その他》
1.
令和2年度の生コン出荷量について
2.
各地区の状況報告
について報告、審議した。

 

統 計

※下記のグラフをクリックすると拡大表示します。

島根県組合員工場の出荷実績
組合員工場数推移
島根県組合員工場の出荷実績(グラフ)
組合員工場数推移(グラフ)

1工場あたりの出荷量推移
1工場あたりの出荷量推移(グラフ)
 

 

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